Xperia acro詳細レビュー!おサイフ、ワンセグ、赤外線は?

 

 Xperiaシリーズの最新モデル「Xperia acro」(NTTドコモ向け「SO-02C」、au by KDDI向け「IS11S」)は、ソニー・エリクソンがはじめて日本向けに特化させたAndroidスマートフォンで、日本市場で利用度や注目度が高い「ワンセグ」「赤外線」「おサイフケータイ」という3つの機能に対応したモデルです。

 

 これらの機能もただ追加したのではなく、Xperiaシリーズに相応しいような使いやすい機能が備わっています。今回は、これらの3つの機能を中心に、Xperia acroの使いやすさについて紹介していきたいと思います。

 

 

モバイルブラビアエンジンによる美しい映像でテレビが見れる

 

 ワンセグは、ソニーのテレビブランド「BRAVIA(ブラビア)」の映像技術を応用してケータイやスマートフォン向けに調整した「モバイルブラビアエンジン」やクリアブラックパネルによるリアリティディスプレイによって美しい映像が楽しめます。

 

 スマートフォンの特徴であるタッチパネル操作を利用し、番組閲覧中において左右にフリックするとチャンネルを変更できるなど、直感的な操作ができるほか、メニューからテンキーによるリモコンを画面上に表示し、タッチでリモコン操作することもできるというように複数の操作方法が用意されており、シーンなどによって使いやすい方法を利用することが可能となっています。

 

本体右側面に収容されているワンセグ用ロッドアンテナを伸ばしてワンセグを視聴しています。加速度センサーによって本体を横にすると、自動的に縦横画面が切り替わります。手動でもメニューから変更できるのも嬉しいですね。

 

 

縦表示時には、画面下にデータ放送が表示されます。メニューからリモコンを選択すると、テンキーのリモコンが表示されて、リモコン操作が行えます。Xperia acroでは、残念ながら録画機能やBluetoothヘッドフォンによる音声出力には対応していません。

 

 


設定の「画面設定」から「モバイルブラビアエンジン」のオン・オフが切り替えられ、オフにするとバッテリーの持ちが少し良くなります。また、SO-02Cには「Gガイド番組表」というテレビ番組表を閲覧するアプリがプリインストールされているのも便利ですね。

 

 

スマートフォンならではの手軽に使えるウィジェットに対応した赤外線機能

 

 携帯電話同士で連絡先を交換するときなどに非常に便利なのが、赤外線機能です。一般的に、従来のスマートフォンでは対応している機種が少なかったのですが、最近では、ワンセグなどとともに対応機種が増えてきています。

 

 Xperia acroでも赤外線機能に対応していますが、中でもウィジェットによってワンタッチでデータを送受信できるというように、他の機種にはない便利な機能に対応しています。このウィジェットを利用すれば、従来の携帯電話よりもさらに手軽に赤外線機能を利用できるようになっていて、使いやすくなっています。

 

赤外線端子は、裏面に配置されています。他にも、裏面には、カメラやカメラ用ライト、サブマイク、スピーカー、おサイフケータイ用Felicaアンテナ、バッテリーなどがあります。

 

 

ウィジェットは、ホーム画面からメニューキーを押し、「追加」→「ウィジェット」→「赤外線通信」で設置します。ウィジェットで行えるのは、自分の連絡先の送信(ウィジェット左側)と1件ずつの受信(ウィジェット右側)のみとなっています。

 

 また、赤外線機能で送受信できるデータは、連絡先(電話帳データ)や画像、動画、音楽ファイルとなっていて、最大2MBまでのデータを送受信できます。送受信できる種類が多いので、他の人とデータ交換で困るようなシーンはないかと思います。

 

 ただし、残念ながらNTTドコモの携帯電話からXperia acroへの画像などのデータの受け渡しは、ドコモ側がデータを独自形式でエンコードしているためそのままでは利用できないようになっています。

 

 

全件送受信や他のデータを送信したい場合は、赤外線通信アプリから行います。起動すると、送信、1件受信、複数件受信から選択します。送信を選択すると、送信するデータの種類、送信するデータを選んでいきます。全件送受信では、認証にパスコードを設定することになります。

 

 

ついにモバイルSuicaがスタート直前!おサイフケータイにも対応

 

 おサイフケータイについては、タッチするだけなので、特に使いやすい機能があるというわけではないですが、Xperia acroでは、メーカーとして保証はできないが、ケースをつけた状態でもタッチできるかどうかを試しており、基本的には問題ないということです。

 

 現在、EdyやQUICPay、モバイルWAON、iD、DCMX、マクドナルド、ビックカメラ、ヨドバシカメラゴールドポイントカード、マツモトキヨシ、ANA旅の情報、#Touch Friendsといったサービスが利用できるようになっているほか、ちょうど7月23日(土)から待望のモバイルSuicaが対応を開始します。すでに、モバイルSuicaのWebサイトでは、SO-02CおよびIS11Sともに対応機種として公表されています。

 

 

アプリケーション一覧からおサイフケータイを選ぶと、利用できるサービス一覧が表示されます。モバイルSuicaは、7月23日にいよいよスタートです。

 

 

他にもXperia arcからの進化ポイントが満載!さらに使いやすく

 

 上記の国内向けの「三種の神器」とも呼べるワンセグ、赤外線機能、おサイフケータイ以外にも、Xperia arcのときから進化した機能がたくさんあります。例えば、文字入力システム「POBox touch」が最新バージョン4.1になり、50音キーによる入力方式が追加されたほか、各入力モードごとに入力方式が記憶できるなど、細かい使いやすさが向上しています。

 

 さらに、ソニー・エリクソンが推進するFacebookとの連携機能「Facebook inside」にも対応し、手軽にTimeScapeだけでなく、ミュージックプレイヤーなどでもFacebookとの連携がしやすくなりました。もちろん、これらの機能は、Xperia arcでもソフトウェア更新によって利用できますが、これだけのソフトウェアの改善は、Xperia acroがあってこそと言えるでしょう。

 

 これまでの有効800万画素裏面照射型CMOS「Exmor for mobile」やモバイルブラビアエンジン、F2.4の明るいレンズを採用している非常に優れたカメラ機能やアプリケーション一覧を自分好みにカスタマイズできる機能など、使いやすく好評な機能も利用可能です。ただ機能を追加しただけではなく、細かな使いやすさに繊細に対応しているXperiaシリーズ最新モデルのXperia acroは、非常にオススメなモデルと言えるでしょう。

 

 

POBox touch 4.1では、モード別キーボード保持やバックアップと復元などに対応しています。また、50音キーはにも対応しており、モード別キーボード保持をオンにしておき、ひらがなは10キーによるフリック入力、英数字は50音キーにするとかなり便利です。

 

 

 

記事: memn0ck